
ボルドーワインの左岸・右岸の違い|地図・品種・味わいを比較
左岸はメドック・グラーヴ、右岸はサンテミリオン・ポムロールが代表的。川の位置と主要品種を手がかりに、ラベルの読み方まで整理します。
編集:EMA
確認日時: · 出典:JAPANITIES / CIVB・各格付け機関
まず答え:場所と品種が大きな手がかり
左岸・右岸は、ワインの色や品質の順位ではなく、川との位置関係を表す呼び方です。左岸ではカベルネ・ソーヴィニヨン、右岸ではメルローが重要な役割を担うことが多くあります。どちらも複数品種を合わせるブレンドが一般的で、味は生産者・年・畑によって変わります。
地図:ガロンヌ川・ドルドーニュ川・ジロンド河口
ワインの左岸は主にガロンヌ川とジロンド河口の西側、右岸はドルドーニュ川の北側に広がる地域を指します。アントル・ドゥ・メールはガロンヌ川とドルドーニュ川の間。下図は位置関係を覚える模式図で、道順や距離を示す地図ではありません。
左岸・右岸の比較表
まず産地、次に品種を見ます。土壌も味わいも地域全体が一様という意味ではありません。
| 比べる点 | 左岸 | 右岸 |
|---|---|---|
| 代表的な産地 | メドック、グラーヴ/ペサック・レオニャン | サンテミリオン、ポムロール |
| 主な黒ぶどうの手がかり | カベルネ・ソーヴィニヨン | メルロー、カベルネ・フラン |
| よく紹介される土壌 | 砂利。粘土・砂・石灰岩も存在 | 粘土・石灰岩。砂利や砂も存在 |
| 赤ワインの傾向 | 骨格やタンニンを感じるものが多い | 丸みや果実味を感じるものが多い |
写真で見る右岸:サンテミリオン

メルローは、柔らかな口当たりから力強い長期熟成型まで幅があります。「右岸ならすべて軽い」と決めつけず、産地名と造り手を手がかりに選びます。
お店で選ぶときの3ステップ
①ラベルの産地名を探す。②メドックやポイヤックなら左岸、サンテミリオンやポムロールなら右岸の位置を思い出す。③軽やか・しっかり、若いうちに飲みたいなど、好みを店員に伝えます。左岸・右岸だけで値段や飲み頃までは判断できません。
出典・確認日
2026年10月16日確認。公式の産地・品種資料をもとにJAPANITIESが要約。味わいの説明は一般的な傾向で、品質の優劣ではありません。